大原孝治が経営戦略について考える

大原孝治さんが社長を務めているドン・キホーテは、日本はもちろん海外にも出店をしており、グローバル企業になっています。日本では小売業の代表として親しまれており、現在もなお新店舗の出店を行うなど精力的な動きを見せてます。しかし大原孝治は経営とは常に攻めるだけでなく時には引くことも勝ちにつながることがあると考えています。それは神保町に出店したドン・キホーテが、開業から2週間で閉店を決断したというところにもあらわれています。2月にオープンしたお店を10月には閉店したので、結果的に8か月しか出店していませんでした。そのため出店をするときの準備費用や設備投資を考えると、マイナス面が多かったのではないかと見る動きもありました。大原孝治さんはそのような見方をはっきりと否定し、早期撤退を決断したからこそ、マイナスではなく損失をゼロにすることができたと胸を張って語っています。

これから業績が改善するだろうと具体的な計画もなしに開店をしていても損失は増えるばかりですから、改善が見込めないのであれば閉店を決断したほうがリスクを減らすことができます。しかも神保町の店舗は所有物件ですから、小売業としては撤退をしても不動産事業に転換することができました。積極展開をする一方で、利益が見込めないと判断した店舗をスピード撤退することで損失を減らして高い売り上げを維持することを可能にしています。

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